ピオーネと巨峰の違い

今、ぶどうが真っ盛りです。
一番人気は「種無し巨峰」でしょうか。
他に
甲斐路、ロザリオ、マスカット・・・
等並んでると思います。
ピオーネもおなじみですね。
ところでピオーネと巨峰の違いは
わかりやすい違いは味で
前者は普通に甘く
後者はマスカット的なまろやかな甘さがあります。
見た目では区別することがなかなかできません。

これがはっきりとした違いで
ピオーネを選ぶか巨峰を選ぶかで
一番大きい選択肢の一つです。
ピオーネ自体
巨峰と「カノンホールマスカット」の交配です。
親がわかるとある程度想像もできますね。
なので少々マスカット系のさわやかな味と香りがあります。
まろやかな感じですね。
巨峰プラス「マスカットのイメージ」をされるとよいと思います。
巨峰の方が甘いです。
ピオーネが好きな人には巨峰は甘ったるいかもしれません。
巨峰でも「種無し」より「種あり」の方が甘いです。
種無し巨峰は少々薄味ですね。
でも種が無い分食べやすく、味わえるかと思います。
ただ時期や産地によっても味は変わるので
甘さは相対的なものと考えてください。
酸っぱめな巨峰だってあります。
食べた感じも
ピオーネの方が果肉がしっかりとし
食感も良いです。
オーバーに言えばグミっぽい感じもします。
私自身、ぶどうはどれでも皮ごと食べるのですが
ピオーネの方が皮が厚いです。
ピオーネとは「開拓者」の意味があります。
英語でパイオニアという言葉がありますが
そのイタリア語版です。
最初「パイオニア」と命名されましたが
ピオーネと改名されました。