美味しいとうもろこしの見分け方平成25年度版

去年でもすでにいろいろと書いてありますが
今年は売る側から見た視点でも書こうと思います。
まず品種
高いとうもろこしはやはりおいしい。
良い種、良い環境、良い技術で作ってるからうまいのは確か。
同じお店でもそのときによって
違う品種を扱ってる場合があるので
Popを見たり
お店の人に聞いてみるのもよいでしょう。
「ミルフィーユ」とか「ゴールドラッシュ」・「味来」
最近は「サニーショコラ」「ピュアホワイト」とか。
この辺が有名な品種です。
他にもいろいろな品種がありますが
大体この辺で手をうっておきましょう。
産地
果物もそうですが
夜と昼の気温差が大きいと
甘いものをつくれるらしいです。
あと「ここの産地はおいしい」という口コミ。
私が取り扱ってる市場の産地は
熊本・長崎~山梨。
最近は茨城になってきました。
この後はだんだんと北へいきます。、
もちろん上記以外にもおいしい産地はあります。
収穫の時間
よく「朝取り」といいますが
とうもろこしも朝、収穫されたものがおいしいようです。
昼間は実にある糖分が、その実を成長させるために使われ減るようです。
昼間糖分もつくられていくのですが、これが蓄えられていくのは葉の部分だそうです。
そしてその葉にある糖分が夜に実に送られます。
というわけでまだ糖分が実にある朝にとるのが一番甘いということです。
お店に出てすぐ
そして収穫されたとうもろこしは
時間を追うごとに甘みが減っていきます。
お店に朝、出されたら
夕方には結構減ってきます。
とはいうものの
私が食べた感じではそんなには・・・ていう感じです。
日がたったのでも甘みはあります。
でも、時間をおうごとにどんどん甘みは減っていってるようです。
だから入荷した日の朝一番で買うのが最も良いです。
しかし、朝買っても
お店の方では当日仕入れたのではなく
前の日の在庫を売ってるかもしれません。
在庫によっては当日仕入れたのがないかも知れません。
でもそれでも良いものは甘いので
そんな中から良いとうもろこしを見分けてください。
あまりうまくなかったら
当日仕入れたのでもうまくないかもしれないし
あるいはもっと日がたってるのかもしれません。
余裕があれば
違うお店にいきましょう。
陳列されてるものから選ぶ
去年も書きましたが
今年もちょっと
売り場に出てるものは
たいてい産地とか品種とかいつとったかとか
同じものがでてるので
産地とか品種とかを選びたいのなら
もう何ヶ所ものお店を転々としなければならないでしょう。
2~3件まわっただけでは
同じ産地・同じ品種である可能性は高いです。
違う会社のスーパーであっても。
だからせめて陳列されたもののなかから
良いのを見分けたいですね。
seika (80)
と、このくらいの緑さがよいでしょう。
濃い緑がよいです。
葉をむいてる3本がありますが
左側は上の方に実がつまってませんですね。
上の方まで身がしまってるもの選びましょう。
中を見れればよいけど
触ってでもある程度わかると思います。
店の人に聞けhttp://http://www.iijan.or.jp/oishii/2006ばむいて中身を確認することもできる店もあるはずです。
皮は濡れてないけどヒゲが濡れてるていうのも新鮮です。
たいていヒゲが乾いてしまってるか
乾いてても水をかけられると皮が濡れてたりします。
あとは茹で方ですね。
とうもろこしはほんのちょっと茹でるだけでOKです。
レンジでチンでも充分です。
美味しくとうもろこしを食べる究極の茹で方
↑のリンク先にも良い記事がありますので参考にしてください。
参考URL
JA長野県「トウモロコシがおいしい季節ですよ」