6月も青果担当者にとっては
品質管理が大変です。
他の季節もそれなりに気をつけなければなりませんが
初夏の果物はアイテム数が多く
守備範囲が広くなります。
また、イタミやすい商品も多いです。
まずは
さくらんぼ
結構これは極端な例ですが
中ほど右にカビが生えてますね。
前日は大丈夫だったのに
一日経つとこうなってしまう場合があります。
溶けてる場合もあります。
カビが生えているのが2個ほど目だって見えますが
その下側の方では
カビのまわりが白っぽく、他は赤くなってます。
このように赤いさくらんぼの中に
薄茶色い部分が溶け出してることが多いですので
薄茶色い部分が溶けてる目印です。
実際に見ると黄色い部分とは明らかに違います。
また、パックの裏側を見たときに汁が出てたりすると
かなりイタんでます。
青果担当者としては
入荷の時点でこのようなものは返品し
それ以降はなるべく早めに売ることを心がけなければなりません。
そしてデラウェア
粒にカビが生えてたり
粒がしぼんでたり
枝が茶色かったりしてます。
デラウェアは8月も売れるので
6月はあまり無理せず売りましょう。
定番にちょこっと置く店もあるでしょうが
あまり長く置いておくことのないようにしましょう。
巨峰
巨峰もデラウェア同様
粒がしぼんだりカビが生えたり
枝が茶色くなってきます。
粒が枝から取れてもきます。