赤箱みかん

昔、「赤箱みかん」が注目されていた時期があった。
今は愛媛ではどこがいいかというと
やはりどこも努力をしていて「ここ」とはいえないw
西宇和みかんも注目されていたが
やはりどこも努力をしている。
けれども○○撰果場のは良いというのはある。
値段が高い所はおいしい確率が高い
値段が高い=おいしいではなくて
値段が高い≒おいしいというのはやはり
値段が高くてもブランド力でその年はうまく作れなかったということもある。
赤箱みかんは昭和48年CMで流れた
そこから「赤箱みかん」のブランドがはじまった。
20年くらい前だと「赤箱」というだけで売れたこともあった。
しかし、だんだんと他の産地におされてきたが
回復するために
光センサー、マルチ栽培、選別して良いものを「赤箱」へ等努力をされている。
マルチ栽培というのは、木の近くの土壌をフィルムで覆い、水分を制御することにより甘みを濃くし、フィルムの光の反射で果実の下のほうも光を当て全体に色をまわし甘くする方法。
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赤箱みかんは今はJAえひめ南の管轄となっている。
以前は宇和青果でえひめ南と合併して今に至っている。
えひめ南の撰果場は現在4つある。
味楽共同選果場
宇和島共同選果場
玉津共同選果場
喜佐方共同選果場
そのときにもよるが
現在だと玉津の撰果場のみかんが人気がある。
えひめ南のサイトに興味深い内容のQ&Aがあった


購入した(贈答品としてもらった)ミカンが傷んでいた。

まず、購入したミカンが本当に「JAえひめ南」の商品であるかをご確認ください。
JAえひめ南は宇和島市周辺をエリアとするJAですが、ミカンを販売する民間業者は、
個人販売する生産者をふくめ多数あります。
ミカンはとても傷みやすい果物です。
JA出荷時には、機械と人の目による厳しい選別を経て高品質なミカンを出荷しています。
長距離輸送中の揺れなど衝撃からも傷みが生じます。
スーパーマーケットなどの青果担当者によっては、
店頭で鮮度が落ちた商品や傷みの生じた商品を「わけあり品」として販売しているケースがあります。
商品をよくご確認の上、まず購入店にご相談ください。
JAえひめ南の名称が記載された箱が再利用され、
中身は別のミカンである場合もよくある事例です。
購入店の正しい名称と連絡先、商品の箱やパッケージをご確認の上、
JAえひめ南のお問合わせ代表メールアドレスあて、画像を添付してお送りください。
JAえひめ南の商品であることを確認しだい、誠意をもって対応させていただきます。

もらったみかんが「傷んでた」とのことだが
お客さんの方はとにかく「せっかくもらったみかんが何で傷んでるのか」という思いがある。
買った場所は遠くで買い、それがそのお客さんのところに届けられたのであろう。
普通だったら販売店にクレームを出すのだが、遠いのでJAにクレームを出したのだと思われる。
結構複雑なパターンだ。
傷んだ原因がいろいろ考えられる。
撰果場で痛んでたが気がつかず出荷された
販売店で傷んだが気がつかず売られた
販売店で傷んだが「キズあり」で安く売られた
販売店から届け先へ輸送中傷がついた
他の産地のみかんを袋入りで大量に買ったが箱入りの方が格好がいいので箱入りを望んだが箱がなく、たまたま書類入れに使ってた「えひめ南」のみかん箱があいてたのでそれに入れた。しかし、撰果場でも販売店でも気づかなかった傷みのあるみかんが入ってた
ということだ。
どこに原因があるかがわかればその後の対応もできるので
細かく聞かれる。
お客様の方も理解していただきたい。
できるだけわかる範囲で聞かせていただきたい。
ライバル産地や販売店が原因なのにJAのせいにされるのも嫌だろうし
はっきりした原因が判れば、今後注意ができるということもある。