ふき

日本原産の野菜ですぐ頭に浮かぶものが「ふき」だと思います。
お弁当にも「すじの通ったふき」は必須でしょう。
しかし、子供だとちょっとクセが強くて好き嫌いが多いかもしれません。
だんだん大人になってくると改めてふきのおいしさがわかってくるでしょう。
関東地方ですと愛知産のフキが多いです。
だんだんと群馬産のもでてきます。
たしかにクセの強い野菜です。
他の野菜に比べて灰汁が強いので下ごしらえが必要です。
とはいってもスーパーで売られてるふきは野生のものよりは灰汁は少ないです。


フキの下ごしらえ
フキの葉は取ります
5本くらい束になってますが、5本ごと、それを鍋に入るくらいに切ります。
後で皮を剥くのに短く切ると面倒なので長めに切ります。
板ずり
フキの皮を剥きやすいように板ずりをします。
軽くフキに塩をまぶして数本まとめてまな板の上でフキを手で転がします。
よく塩がすりこまれるように。
これをやると皮が剥きやすく、フキの色が鮮やかになります。
鍋に水を入れて沸騰させます。
沸騰したら板ずりしたフキをそのまま鍋にいれます。
待つこと3~5分。
細いものは3分、太いところは5分。
その間ボールに冷水を入れておきます。
5分たったら冷水をはったボールにフキを入れます。
フキが熱くなくなったら、皮を剥きます。
水につかったまま剥いてもよいです。
皮を剥き、再び水の張ったボールに2時間くらいつけておけば
灰汁抜き完了です。
保存
水につけたまま冷蔵庫に入れておけば2・3日は持ちます。
それ以上は水をきり、ラップして冷凍庫に保存。


ふきがちょっとでもお弁当に入ってたり
おかずに出てるとうれしい気がします。
だから一気に下ごしらえをして
保存しながら少しずつ出していくのが良いです。
そのまま食べるなら
かつお節プラス醤油
あるいは煮物や炒め物にいれる。