春大根は水分が多い

先日のやわらかい春大根の続き。
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と切った断面が春大根の場合は、ちょっと透明になってます。
これは春大根が水分が多いことをあらわしてます。
多い水分で透明になってます。
そして、その水分によって
春大根特有のやわらかさがでてきます。
病気でも、障害でもありません。
生理障害でこれより濃かったり青かったりする場合もあります。
障害は栄養不足などによるもので
食べても安全ですが、味が変わります。
病気のものは食べてはいけません。
先日の春大根の項でも言いましたが
春大根はごつごつして根が多くなりやすいです。
それは土壌が乾燥してると
根が水を求め伸び、
乾燥した土が邪魔し
肥大がスムーズにいかずごつごつしてしまうようです。
栽培時に土壌に水分がゆきわたることがもとめられます。
また春大根の特徴としては
栽培時、苔が立ちやすいこともあります。
大根の抽苔(ちゅうだい)といいます。
早い時期に種をまくと低温の影響により花芽ができ、苔だちします。
品種を選び、種をまく時期を考え、保温等の栽培管理で防げるようです。