4月~5月のじゃがいも、たまねぎの売り方2014

今回は売り場での知識です。
一般の方も何かの参考になりましたらと思います。
4月5月は、じゃがいも・玉ねぎがよく売れる月です。
北海道産のじゃがいも・玉ねぎ
九州産の新じゃがいも・新玉ねぎ(前半は静岡産)
この辺のSKUをさらに広げたいところです。
(SKUとは玉ねぎだったら玉ねぎのL3個、M1キロ、S2キロがあれば3SKU。一つのアイテムで3つのSKUになる。参考wikipedia SKU)
店の大きさによりますが、上記の4つ、それぞれ2SKUずつそろえたいところです。
例として
じゃがいもL500グラム、LM1キロ、メークイン定番。
新じゃが芋L500グラム、M1キロ定番。2L1キロ平台。
玉ねぎL3個定番、M1.3キロ定番。
新玉ねぎL3個定番。M1.3キロ平台。
やや小さめの店でもこれくらいそろえたいです。
客層にも寄りますが
いろんなお客さまが来る店は多くそろえたいところです。
こうやってみて売れないものがあればやめてしまえば良いです。
Sサイズとかもいれて、もうちょっと増やしてもよいかもしれません。
5月に入ると
北海道産のじゃがいも・玉ねぎがなくなってきます。
また、じゃがいもは芽が出やすいので気をつけましょう。
芽止めされたじゃがいもというのもあります。
終了期のものは何でもそうですが、品質に気をつけてください。
また人参も通常Mサイズのみと思われますが
たまに平台スポットでSサイズの徳用、500グラムか1キロ。
定番でLサイズ1~2本と
人参もSKUを広げたいところです。
そして売り上げが欲しい時
じゃがいも、たまねぎ、人参の100円売りをしかけましょう。
130円くらいで売ってたら、そのまま100円売りにできれば。
それ以上のものなら少し減らして100円売りにする。
あまり減らしすぎると魅力がなくなってしまいます。
少ないSKUで売れていればそれでいいですが
売れてないな~と思ったら、じゃがいも、たまねぎのSKUを増やしてみてください。
SKUが多いほど、お客様のためになりますが
多すぎても管理がゆきとどかなくなるのでほどほどにです。
とまともSKUを多く、といわれる商品です。
きゅうりもA品の袋入り、バラ売り。に加え、たまにはB品の徳用も売りたいところです。
今の時期ピーマンが安くなってますね。
ピーマンの産地袋の他、
4キロバラを徳用にして
4キロバラのピーマンは大きめなことが多いです。
Popには「肉詰めにいかが」とかが良いと思います。
ただじゃがいも・たまねぎは
関東地方ですと6月頃になると急に売れなくなります。
ここら辺でとれるようになってくるからです。
こうした情報を常々気をつけていかねばなりません。
その頃になると
新じゃが芋Lサイズ500グラム、新玉ねぎLサイズ3個、メークインだけでよいかもしれません。
そして発注も「なくなりそうになったら」にしておきましょう。
ちょっとでも多く発注すると大変なことになってしまうかもしれません。
この頃は、こだわりとして「三方が原のじゃがいも」もよいと思います。
三方が原のじゃがいもは男爵芋です。
男爵芋というと北海道産ですが
北海道産は9月頃なので早くも手に入れることができます。
男爵芋が好きという方も見られるので良いと思います。
ただ、地域によって変わるかもしれませんが、じゃがいも・玉ねぎは売れなくなるので管理に充分気をつけてください。
じゃがいもが売れないと、売り場でどんどん変色していってしまいます。
地場でじゃがいも・玉ねぎがでてくるところでは4月5月の売れ方と全く反対になるので気をつけてください。