久能の葉生姜

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JA静岡市の久能地区でハウス栽培されている葉生姜。
温暖な気候なうえ、ハウス栽培されているので
3月~7月位まで出荷されています。
静岡では「みるい葉しょうが」と紹介されてます。
「みるい」とは静岡の方言で「柔らかい」のようなことをあらわすそうです。
「やわらかく、みずみずしく、さわやかな食感」とも紹介されます。
食べてみた感じとしては、やわらかくて生姜の繊維質があまり感じなくよい食感です。
出荷量もトップクラスです。
この久能地区の葉生姜はブランドですね。
他のと違い茎や葉もしっかりとして
売り場に陳列してもきれいです。
他のだと茎が細かったり
葉も細かったり
葉がすぐ枯れてきたりで
生姜の部分も
茎の付け根あたりの紅の色も鮮やかです。
青果担当者としても
この時期くらいまでは
通常はこちらの葉生姜を使いたいところです。
で、安く売りたいときはやはり他の所のものを使うかもしれません。
仕入れ価格もやはり
少し高くなります。
しかし、それだけの価値はありますし
これだけのものを作ることに対して
余分に払わなくてはいけないかな、と思います。
他のだと陳列していて、あまり自信がないことがありますね(笑)。
他のは味はそこそこなんですが
見た目がまず違います。
こちらのだと安心して陳列でき
お客さんにおすすめするときも堂々とできます。
良い葉生姜の見分け方
茎が濃い緑で
生姜の部分が白く
付け根が紅色が鮮やかなこと。
茎が根のほうが太く先のほうが細くなってるもの。
茎はだんだんと茶色くなってきます。
葉も茶色くなったり薄茶に枯れてきます。
生姜の部分が古くなると茶色く溶けてきます。
食べ方は
基本、みそをつけておつまみですね。
これが一番葉生姜を味わいやすいです。
辛いかなと思ったら
熱湯につけてから食べると辛さが抜けるようです。
あとは甘酢漬け
てんぷらなど
マヨネーズをつけるだけでも良さそう。
JA静岡市
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