桃は前半は柔らかい「白鳳」系がでますが
後半ともなると硬めの「白桃」系になってきます。
そして「黄金桃」。
白桃自体、日本の桃の元祖です。
中国の水密桃を岡山で改良したのが白桃です。
そこから白鳳などが生まれました。
水密は一宮水密など、現在の品種の一部に名前が残ってます。
このような流れですが
今の日本の桃は大きく3つにわかれ
白鳳、白桃と「黄金桃」にわかれます。
黄金桃は川中島白桃のなかから偶然発見されたものや
ネクタリンとのかけあわせの滝沢ゴールドも黄金桃系に区分けされます。
黄桃(黄金桃ではない)は日本では見かけませんね。
ヨーロッパではほとんどが黄桃。
日本の缶詰のももは黄桃が使われてますが
最近では黄桃と白鳳のかけあわせのようです。
白桃で代表的なのは
浅間白桃。7月下旬~8月下旬。
市場に注文をたんに「桃」で頼んだ時
この品種がくると喜ぶ青果担当者は多いと思います。
栽培しにくい品種のようで、価値はあります。
ただ、浅間白桃だからおいしさ保障とはいえません。
取引先の市場で扱ってる範囲ですが、
同時期に他の品種の方がおいしいこともありました。
もちろん浅間白桃が一番おいしいときもありました。
あとは加納岩白桃。7月下旬。
川中島白桃。7月下旬~9月いっぱいまであります。
あかつきは最近生産量がトップクラスの品種。
7月下旬~9月上旬。
黄金桃系は8月~9月くらいまで。