JA士幌町のじゃがいも「とうや」。
8月下旬頃から、北海道産のジャガイモがでまわりはじめてます。
北海道では春5月~6月くらいに畑に植え付け
だいたい3~4ヶ月で収穫できるようになります。
早生品種が8月~9月。晩生品種が10月収穫されます。
北海道のじゃがいもはだいたい秋に収穫され
次の春まで貯蔵されたものがでまわります。
収穫されたばかりのものがおいしくて
貯蔵されたものは味が落ちてるのかと言えば、そうではありません。
貯蔵されたものもでんぷんが糖化され、おいしくなるものもあります。
低温で貯蔵されると凍るのを自己防衛するためにでんぷんを糖化させる働きがあるようです。
品種によって違いもあります。
写真の「とうや」などは収穫されたばかりの方がおいしいようです。
とうやの特徴としては
メークインに近い感じで
男爵芋がほくほくしてるのに対し
とうやはねっとり感があります。
メークインのように煮くずれしません。
関東地方の青果売り場としても
北海道産のじゃが芋がでてくるのを待ってます。
それまでは関東地方のものがでまわり
近くでとれるものがでまわってるとなかなか売れないんですよね。
近くでとれるから近くの人たち、農家や一般の人が栽培し
自分で食べたり、おすそわけしたり
しかも、じゃが芋は植えつけてから3~4ヶ月で収穫でき簡単なもの。
(個人で栽培するときはウィルス検査を通った市販の種芋を植え付けるのがおすすめです)
そして北海道産が出てくる頃には
もう近くではとれなくなるので
売り場で売れてくるんですよね。