栃木のアスパラは南は足利、中央は宇都宮、北は那須と
様々な所で作られています。
足利は比較的暑い地域で
那須は高原で冷涼です。
しかし日本ではだいたいどこででも
3月~10月、栃木などでは1月~10月まで収穫されます。
ごくわずかですが11月~2月までとれるものもあります。
JA秋田やまもとで冬採りアスパラというものです。
ただ6月頃いったん収穫されなくなります。地域によって前後します。
アスパラは春芽、夏芽とあり
春~5月頃まで春芽をとり
6月頃は来年のため親株を育てるのと養分を蓄えるためいったん収穫を休みます。
この作業は立茎作業といい大切な作業です。
1株に茎を4~5本残し、その親の茎が葉を出し、葉が光合成してそこから養分をたくさん株におくります。
そしてその株からまた夏芽がでてきます。
養分をたくさん受け取った株は来年も良い株となり残ります。
アスパラは最初2月頃種を播き、5月頃畑に植え付け、次の年から収穫されます。
株から芽が出て1月~10月までどんどん収穫できます。
これがだいたい10年つづけてとれるそうです。
10月以降は葉が伸びハウスの中は草ぼうぼうになります。
1月頃は枯れた葉がハウスの中を一面覆います。
その枯れた葉を刈り
消毒も兼ねて地面をバーナーで焼きます。
そして何もないところからまた春芽がでてきます。
栃木のアスパラは春は3月頃
夏はとり始めてからまもなくの7月下旬頃が旬だそうです。
品種は「ウェルカム」。
量的には3月~4月、7月~9月に栃木のアスパラをみかけやすいです。