売り場でいろんな枝豆を売ってるのですが
お客様も価値がわかっていらっしゃるようで
茶豆は結構売れます。
茶豆は普通の枝豆と違って味が濃いですね。
ただうまく調理しないと
その味のよさが隠れてしまうことがあります。
写真は山形の「だだちゃ豆」。
枝豆のブランド品でもあります。
だだちゃとは山形庄内地方の「おやじ」の方言。
茶豆とだだちゃをかけているのです。
だだちゃ豆~JA鶴岡
JA鶴岡のHP自体、dadacha.jpとなっており、だだちゃ豆の推しようがわかります。
茶豆系は普通の枝豆にくらべると見た目はよくありません。
ちょっと古くなった枝豆のようですが
茶豆にとっては、もともとの色なのです。
5月~6月に種が播かれ
7月~9月上旬にでまわります。
8月中旬までのは早生で
以降は本豆となります。
本豆の方がやはり風味が良いですね。
この地域以外でつくってもなかなか難しく
風味が落ちたものになってしまうのだそうです。
だだちゃ豆に使われる種の品種は意外と多く
早生甘露、小真木、甘露、早生白山、白山、晩生甘露、平田、おうら
とあるそうです。
ゆで方は毛を少々落とすくらいに洗ってから
ボールを沸騰させてから
3分くらいゆでます。
ゆでた後が肝心。
塩を振ってうちわなどで冷ましてください。
水で冷ましたりすると風味が落ちます。