夏野菜の胡瓜
今では年間でまわり
年間の野菜売り上げトップをトマトと争う形です。
関東地方ででまわってる主な産地
1月 埼玉・群馬・宮崎・高知
2月 埼玉・群馬・宮崎・高知
3月 埼玉・群馬・宮崎・高知
4月 埼玉・群馬・宮崎・高知
5月 埼玉・群馬・宮崎・高知・千葉
6月 埼玉・群馬・宮崎・高知・千葉・東北
7月 埼玉・群馬・宮崎・高知・千葉・東北
8月 埼玉・群馬・宮崎・高知・千葉・東北
9月 埼玉・群馬・宮崎・高知・千葉・東北
10月 埼玉・群馬・宮崎・高知・千葉
11月 埼玉・群馬・宮崎・高知・千葉
12月 埼玉・群馬・宮崎・高知
とだいたいこのようですが
一年を通して、西物では宮崎・高知産が良く見られ、関東では埼玉・群馬が多いです。
7月~9月の夏の間は暑くて関東ではなかなかとれず岩手・福島・秋田・山形、宮城あたりのものが見られます。
品質も東北物のほうがだいたい良い感じがします。
ただ関東の中でも千葉は7月~9月の間も生産量は高いです。
私個人的な産地のおすすめは「群馬産」が気に入ってます。
ただ時期によっていろいろありますので
時期によってはおすすめ産地が違いますが
全般的には群馬産が好きです。
キュウリの栽培
きゅうりの原産地はヒマラヤ山麓のシッキム州あたりとされてます。
雪に覆われる寒帯のところもありますが
ヒマラヤ山麓といっても
低いところでは亜熱帯性気候です。
とはいえ28度は越えないようです。
きゅうりは夏野菜なのでしょう。
旬は夏です。
夏と言っても
関東のように30度以上ともなると
胡瓜にとっては過酷な環境になります。
日本でも露地では主に夏に収穫されます。
露地や家庭栽培ですと
関東地方ではだいたい4月に種を播き
5月に苗を植え付け
6月~7月収穫できます。
暖かい地だと1ヶ月前、寒冷地だと1ヶ月後に前後します。
成長に適した気温は18~28度くらいで
発芽してから60日間で収穫になります。
だいたい20センチになれば収穫OKだそうです。
花が咲いている7日間に収穫しなければなりません。
露地ですと病気や虫害、雨、気温に大きく影響されます。
ハウスですと病気や虫害も少なく、雨は避けられも、気温もコントロールできます。ただハウスを作るのも高いし、維持するのも高いです。
ハウスの設備をするまでもなく、雨よけ栽培・トンネル栽培なら雨が避けられ品質の良い胡瓜ができます。
露地栽培ですと収穫できる期間は限られますが
ハウス栽培ですと気温が低い期間も栽培できるので
年間を通して収穫できる産地もできてきます。
ただ暑いのを涼しくすることは難しいので
暑い時期は、例えば群馬県なら県内の山間部とか
冷涼な地域での産地となります。
群馬県は平野部での収穫がかなりあるのですが
夏はかなり暑いので一部の冷涼な地域で細々とあるくらいになります。