青果・八百屋の人はちょっと嘆いていると思います。
相場が高くて
あまり値段をあげられないので。
相場が安いときはうまく利益が入るのですが
相場が高いとあまり値段をのせられない。
今ですと胡瓜、きゃべつ、大根、特にレタスは利益をのせられないと思います。
会社によっては赤字で売ってるところもあるでしょう。
なかには平然と決まった利益をのせてるところもあるかもしれません。
でもだいたい高い野菜は利益は薄く、あるいは赤字で売ってます。
相場が高いと売り上げの金額的には良いのですが
利益が出ません。
しかし、会社から青果担当者へは「利益もとれ」と言われるのです。
どこからとりましょうか。
やはり、じゃが芋、玉ねぎ、人参あたりでしょうか。
この辺は小さい玉ですとお客様が剥きにくくて買いたがらず安い。
小さいサイズのものを徳用にして、多少値入を多めに入れて売る。
じゃがいもあたりでいうと
普段Lサイズしか置いてない店なら
Lサイズを700g200円で売ってれば
Mサイズを1Kg200円で売ってみる。
玉は小さくなったが量は多いので値ごろ感を感じる。
このMサイズを思い切って目立つところに陳列する。
普段からMサイズをこのようにして売ってますよという方なら
Mサイズを交渉して安くしてもらう。
Lサイズは人気だが、Mサイズはあまり人気が無いのでたまに値段が下がることがある。
Lサイズを交渉して安くしてもらうのは難しいが、Mサイズなら、やや簡単だと思う。
あるいはMサイズでなくSサイズとか。Sは小さすぎますね。
LMサイズなんてのもある。
ここら辺の
普段使ってなかったサイズなど
普段やってない売り方をして利益をとればよいと思います。
バラ売りしてみるとか
1Kg袋、1.5kg袋、2kg袋とか。
葉物で安くなったのもありますが
葉物はあまり値入れいれたくないですよね。
相場によれば
小松菜、チンゲン菜あたりでとれるかもしれません。
きのこ類でも値入入れたいですが
ここのところの涼しさで
きのこ類もかなりあがってきてますね。
青果担当者向けの記事ですが
お客様もこれを見てレタスなどの高さに納得していただきたいです。
値入の入った、例えばじゃがいもを買ったときでも
泣く泣くのことですのでご理解いただきたいです。
そのかわり青果担当者はよい物を提供し
高すぎない商品を提供していくことを
忘れないことだと思います。