少し判りにくそうですが
上の写真のなすは濃い色をしており
下のなすはちょっと薄い色となってます。
いわゆる「ボケナス」の語源のものです。
水彩画で濃い紺色がいまいち濡れなかったような感じです。
やはり日当たりによって濃くなったり薄くなったりします。
日が当たってるところのが濃くなります。
また、花の時の色も影響するようです。
なすの紫色はアントシアニンであり
太陽を浴びるとよく発色します。
濃い色だと太陽をよく浴びており
薄いと葉などの陰になってしまってるのでしょう。
このように色が薄いナスは
硬くて味も落ちます。
売り場で茄子を選ぶときは
濃い色のものを選びましょう。
また古くなるとシワシワになるので
皮に艶があり張ったものを。
色が薄いと栄養分も少ないようです。
逆にアクは少ないようです。
なかには薄い色のなすが好まれる品種もあり
アクが少なく甘さも感じるものもありますが
基本、濃い色を選んだほうがよいでしょう。