愛媛みかんには茶箱、赤箱、青箱、白箱、黒箱といろいろな色の箱があります。
これはまず、愛媛県内のJAのちがいにあります。
箱売りで色々な箱がみられます。
茶箱はJAにしうわ
西宇和みかんとも呼ばれる地域です。
赤箱はJAえひめ南
以前は宇和島とも
昔、赤箱と呼ばれた産地の系統です。
玉津選果場など有名です。
青箱はJAおちいまばり
丸に越のマーク。越智郡とも
基本、この3色です。
他ににしうわの「極早生みかん」が白箱。
愛媛各産地のグレードの高いみかんが黒箱となってます。
西宇和ではさらに管内の各選果場のブランド力が高く
川上とか真穴とかの選果場の名前もついて出荷されてます。
現時点では愛媛の中でも代表的なみかんのJAだと思います。
最近では黒箱の人気も手伝って
黒箱につけた名前を選果場の名前にした例も出てきてます。
日の丸選果場や旧保内のみつる選果場がそうです。
愛媛の黒箱のみかんについてはこちらの当ブログのリンク先を参照してください。
画像は味ピカ
昭和50年代くらいですと
みかんは「赤箱」が人気でした。
しかし、その後は「西宇和みかん」のブランドが目立ってます。
青箱は安いイメージがある人が多いと思いますが
酸味が少なく甘みを感じるタイプなので
意外と人気があります。
意外と糖度がある場合もあるので
掘り出し物があるかもしれません。
赤箱も近年追い上げがあります。
愛媛もそうですが各産地でも研究は進んでおり
どこも甲乙つけがたい状況になってくるのだろうと思います。
愛媛県のみかんは
上記の3つのJAが大きいのですが
もちろん他のJAでも出荷されてます。
JAえひめ中央は伊予柑、ハウスみかんでも有名なのですが
主に宇和間選果場で出荷されてます。
他に緑色の箱もありました。
そしてJAひがしうわ
主に明浜選果場で出荷されてます。
箱は赤箱と同様です。
箱買いする方にとっては
よく目にする箱の色の話でした。
西宇和みかん L・5kg|30229:フジの冬ギフト
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