きゃべつ

きゃべつは
大根・レタス・白菜・ブロッコリーあたりと産地の流れが似てます。
冷涼な気候を好む野菜ならではです。
きゃべつの原産地はブロッコリーと同じくケールから来てるので
ケールの原産地である地中海。
少し温暖かなと思われますが
地中海の冷涼な地方なのでしょうか
当時はもっと冷涼だったのでしょうか
地中海が原産地です。
きゃべつの旬はいつか?
難しいですね。
基本
春きゃべつ、冬きゃべつ、高原(夏秋)きゃべつとそれぞれ出始めが旬なので
旬は何回もあります。
冬キャベツは1、2月
春きゃべつは3、4月
高原キャベツは7、8月
といった感じでしょうか。
人によっても違うと思います。
春きゃべつがおいしいと思う人は春だし、
冬きゃべつは2月頃甘くなります。
寒さで甘みを増すのです。
これが頭にある人は「冬」と言い出すかもしれません。
原産地のヨーロッパでは秋から冬にかけてよくとれます。
この観点からすると秋という人もあるかもしれません。
旬は何回もあると言ってたほうが無難だと思います。
関東地方で家庭菜園する人は
春播きですと
3月頃、種を播き
4月頃、植え付け
6月頃、収穫します。
夏播きですと
7月下旬頃、種を播き
8月下旬頃、植え付け
11月頃収穫します。
秋播きですと
10月頃、種を播き
11月頃植え付け
間をあけて4月頃収穫します。
秋播きが一番簡単らしいです。
播いて収穫するまで暑い時期がなく
品質も良いのが作りやすいそうです。
早く播きすぎてとう立ちするのを気をつければ良いようです。
春播きですと病虫害にやられやすく
夏播きですと暑い時期の発芽が難しいようです。
高原きゃべつが過剰生産でたまにニュースで出ますが
高原きゃべつが終了したあと
冬きゃべつが本格的になるまで
量が少なく高騰する時がある年も少なくありません。
それが今頃
11月になる前後にあります。
今年は冬きゃべつが結構出回ってるので大丈夫かと思います。
産地的には
7月~10月頃まで
暑い間は群馬の高原きゃべつがでまわります。
高原きゃべつは冬系きゃべつの改良品種ですが
春系ほどではありませんが
やわらかく甘みがあります。
高原ものがでまわってる間は
他の冷涼な気候を好む野菜同様
東北・主に岩手、北海道産もたまに見かけます。
千葉産は(10)11月~6(7)月
千葉産はやわらかい春系のきゃべつです。
この長期間春系のきゃべつがでまわってます。
茨城産も同じ頃でまわりますが
硬い冬系が多く
春頃になりますと春系もでまわります。
愛知産が関東地方で見られるのは(11)12月~3(4)月。
春きゃべつとは言いますが
春と冬の中間な感じです。
愛知産自体は通年あり
10~6月は冬系で
12~5月に春系がでます。
春きゃべつといったらやはり神奈川産。
神奈川産の春きゃべつは1~5月。
4月に多く出まわります。