ほうれん草が安くなってきました。
家庭栽培でも採れる時期になりましたね。
関東地方ですと、秋播きはだいたい9月はじめに種を播き
9月半ばに植え付けか
10月はじめから収穫できます。
30日~50日で収穫になります。
春播きですと
5月~6月に収穫されます。
ただ種まきはもうちょっと早めで
春播きは少し成長に時間がかかります。
7月~8月は日が長いので
その条件がトウ立ちしやすいので栽培は難しいです。
夏の時期は
冷涼な栃木の高原や
北海道のほうれん草がでまわります。
ほうれん草は雄と雌がある植物です。
雌の方が抽台が遅く、勢いもあるので
雌が多くなる品種の開発がされてます。
原産地はイランあたり。
イランと言ってもたぶん北のほうで冷涼な地域です。
ほうれん草も冷涼な気候を好み
寒さにも強いです。
今の時期が作りやすく
出荷量も多くなり
値段も安くなってると思います。
関東地方で見かけるほうれん草は
まずは埼玉産の束で売ってるものをよく見かけると思います。
店に入荷する時、袋に入ってないものをよく「裸」とか葉物ですと「束」と呼んでます。
この束を店で袋に入れたり
そのまま裸のまま陳列したりします。
埼玉の川越や入間付近で作られるほうれん草です。
関東地方の中では名が知れており、値段が少しだけ高めです。
群馬産の袋入りも多く見かけます。
群馬産は雨よけのハウス栽培が少し高めです。
露地モノも安く出てくるのですが見た目がゴワゴワしてます。
群馬県内、県央あたりの市場では束の群馬産が中心となります。
しかも450グラムもあります。
たいがい250~300グラムで売られてるので
かなりのボリュームがあります。
茨城産もよく見かけます。