春の七草セット。
せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ。
すずなはカブであり、すずしろは大根であります。
神奈川産が多く
横浜の七草研究会や
三浦のはねっ娘会などがあります。
他県産のも見られます。福岡など。
発祥は七草研究会のようです。
南北朝時代の四辻善成が源氏物語の注釈書の中で
せり
なずな
御形
はこべら
仏の座
すずな
すずしろ
これぞ春の七草
と詠んだのがきっかけです。
この順序が基本のようです。
お正月におせちやお餅など食べて疲れた胃腸にやさしい
七草をお粥にして食べましょうということです。
七草粥の風習は中国から伝わり
平安時代に宮中の行事となり
江戸時代に広まりました。
最初は
「米・粟・きび・ひえ・みの・ごま・小豆」でしたが
鎌倉時代に上記の春の七草となりました。
七草セットは最初1軒の農家でやってたようですが
1982年に上記の七草会が発足し本格的にスタートしました。
スーパー等では
七草セットの側におかゆのレトルトも並べられてると思います。
一緒に買って簡単に七草粥を味わってみてはいかがでしょうか。
一つ一つ年中行事に関わっていくのも良い年の過ごし方だと思います。
また話題のネタにももちろんなるでしょう。
小さな大根やカブが入ってるセットを見てるだけでも面白いものです。