アメーラトマト公式HP
食べてみても「濃いトマトだな~」と思いました!
トマトの先っぽの中心部から
うっすらと白い星状のすじ
これが甘いトマトの特徴です。
アメーラはフルーツとまとのパイオニアであり
たいがいのスーパー等で見かけると思います。
小さいとまとが2個くらい入って
大体400円前後でしょうかね。
300円くらいのところもあるでしょうか。
ちょっと高めですが
デザート感覚で食べてみてほしいです。
皮の近くが大変甘いですね。
ゼリー状の部分もしっかりとしてうまい。
食べた感じが「濃い」です。
よくリポDとかドリンク剤がありますが
100円くらいのではなく
ここぞというときに500円のを飲む時が年間2回くらいありますが
安いのではなく高いドリンク剤を飲んだ時の濃さの感覚に似てますね。
分かる人には分かっていただけると思いますが(笑)
何かのきっかけでぜひ食べていただきたいです。
1994年静岡県農業試験場で発表されました。
使ってる品種は桃太郎ヨーク~タキイ種苗
普通のとまとは糖度がだいたい5度ですが
アメーラは
1月21日~6月15日の期間は 8度以上
6月16日~1月20日の期間は 7度以上
の基準で出荷されます。
中には14度近くなるのもでてるようです。
一番4~5月が甘いとされてます。
秋あたりですと、ちょっと酸味があるようです。
商品名は静岡弁の「甘えらー」からきてます。
だいたい4月に定植して6~7月収穫
7月に定植して9~10月収穫
11月に定植して1~3月収穫のパターンで
場所によって少々ずらし
一年中出荷できるようになってます。
定植といったら普通、畑に苗を植え付けるのですが
アメーラトマトの場合
ホームセンターにあるような
黒くてやわらかいプラスチック製のポットに土を入れて植えるだけ。
効率よくやります。
また組合の人たちが協力して共同作業をやるため
これもまた効率良い労働となってます。
ローソンではデザートとしてトマトとチーズのスイーツ(国産アメーラトマトトッピング)が販売されてました。現在は販売終了しています。
コージーコーナーでも本店にて限定販売されました。
銀座1丁目本店限定!静岡県産トマト・アメーラのデザートを期間限定販売
こちらも現在販売終了しています。
主に静岡で栽培されており
軽井沢でも栽培されてます。
普通のとまとの1/3の大きさにして
水分をあまりあたえず
そのストレスで甘みを凝縮させる方法で甘くなってます。
水を吸おうとして浸透圧を高めるために
糖分を増やそうとするのです。
さらに寒さでも甘くなるために
1月~3月が最も甘いという意見もあります。
今ではフルーツトマトの作り方の常識ですが
当時は画期的でした。
アメーラトマトを栽培する「アメーラ倶楽部」は
元々トマト農家だったのはほとんどいなかったために
新しいやり方がすんなりと受け入れられたようです。
トマトの甘み成分として果糖・ショ糖がありますが
トマトにはショ糖を蓄積する機能がないので
こういったやり方をして甘みを増します。
果物の中には成長するにつれ
ショ糖を蓄積していくのもあります。
葉で光合成をし、ショ糖を増やします。
育苗施設の中では光、水、肥料、温度、炭酸ガス濃度までもががコントロー
ルされて、静岡ばかりでなく軽井沢でも同じ環境で作られます。
成長段階により光を当てる時間を変えたり温度を変えたりしてます。
タレントでSMAPの木村拓哉さんがテレビ番組で
3日間トマトだけの生活を送るというのが以前ありましたが
そのとき「アメーラとまとのおかげでトマト生活を乗り切れた」というコメントがありました。
他のトマトとの違いを端的に表している言葉だと思います。
また、アメーラのミニとまと版「ルビンズ」という商品もあります。
黄色いミニとまとがゴールデンルビンズと呼ばれてます。
こちらの品種はオランダの種です。
参考
養液栽培による高糖度トマトの周年栽培~静岡県志太榛原農林事務所 産地育成課