新じゃが芋とは

新じゃが芋の定義については
正式にはありません。
お店側、生産者側など
それぞれから見た見方で商品に名前がつけられてると思います。
生産者の方から見たら「とれたて」なら新じゃが芋とつけたいでしょう。
青果担当者にもいろいろな意見があると思いますが
私だとこうです。
九州産の12月頃から5月~6月まででまわってるじゃが芋のことを
「新じゃが芋」としてお店に出してます。
じゃが芋として出してるのは
北海道産のものです。
北海道産と九州産を区別するためにつけられてるかもしれません。
北海道産は8月から出まわり始めますが
お店としては「新じゃが芋」としてお店に出す店はあまりないと思います。
北海道産のじゃが芋が5月頃なくなってきて
6月~8月頃にかけて関東産のじゃが芋が出回ります。
関東地方のお店ではこの頃、じゃが芋が売れなくなってきます。
地元でたくさんとれてきますので。
あまり売れなくなってきてるので、売り込むために
関東産のもこの時期「新じゃが芋」として売る店もあると思います。
北海道産のじゃが芋は秋以降、貯蔵されたものが出荷されるので
貯蔵されたものでなければ「新じゃが芋」としてお店に出すのは間違いではないと思います。
貯蔵されたものは「じゃが芋」で貯蔵されたものではなければ「新じゃが芋」になります。
また新じゃが芋についている土が赤いと売れやすいです。
北海道産のようにグレーっぽいと少し値段が下がります。