おいしいキュウリの品種

きゅうりにもいろいろな品種があります。
よく「おいしい品種」と言われてるのもいろいろあり
まず「フリーダム」という品種。
おすすめの品種です。
昔ながらのキュウリによくつく白い粉、「ブルーム」もなく
逆にワックスがかけられてるようにてテカってます。
それでいて一番特徴的なのが「イボ」がありません。
ただ皮が少し硬めになりますが
他のブルームレスキュウリは
特殊なカボチャに接木してるため結構硬いのですが
それらよりは硬くは無いです。
しかし、青臭さが少なく甘みが濃い品種です。
ヨーロッパのキュウリはイボ無しのものが主流です。
イボが無いとそこから雑菌が入りにくいという利点があります。
イボが無いとしなびやすいということもあります。
しかし、皮が硬めなので温度が低く湿気を保てば保存できます。
このフリーダムを嫌う人もいます。
イボが無いことと、皮が硬いということからだと思います。
食べてみると甘みがありおいしいのです。
生食に適してます。
ヨーロッパ系ということでサンドイッチにもあいます。
皮が硬いのが嫌な方はむけばよいです。
他の皮が厚くて硬い品種に較べると、そんなには厚くて硬くは無いです。
賛否がわかれる品種ですね。
杉本青果店さんでは買ってはいけないとまで書かれてます。
このような意見もありますが、「おいしい」という方も多くいらっしゃいます。
確かにこの品種のキュウリはあまり見かけません。
栽培するのにも病気にそんなに強くなく
生産者側でも採用されないのでしょう。
見た目も一般的なキュウリっぽくなく
市場では敬遠されるのかもしれません。
私も自分の店にこのキュウリが入荷したら
「売りずらいな」と思いますね(笑)
ただ食べてみると甘みがありおいしいキュウリです。
四川キュウリ
四葉キュウリの改良型ですね。
中国系のキュウリです。
フリーダムがヨーロッパ系なら
四川は名のとおり中国系です。
ヨーロッパ系に比べイボが良く目立つのが特徴的です。
イボと皺が多く
皮が薄いです
皮が薄いので漬物に適してます。
きゅうりのキューちゃんは中国・杭州の四葉きゅうりを使用しているらしいです。
キューちゃんができるまで~東海漬物さん
コリコリとした食感があります。
皮が薄いので、そんなに日持ちしないので
やはり、あまりでまわってません。
この四葉系きゅうりのおいしさは
歯切れがよく、シャキシャキ感があるところです。
地這いきゅうり
現在多くのきゅうりは
よく見かけられるように
支柱に絡ませ栽培されてます。
特殊なカボチャに接木してるので
皮が硬くなりますが
皮が硬いと流通に適します。
そして支柱に絡ませて蔓を適宜に切り
生産性が良くなります。
それがそのまま地を這うように栽培されたのが
地這いきゅうりです。
普通のキュウリに比べ
生産性が悪いです。
また皮も薄いので流通に適しません。
売り場に置いておくとしなびやすいです。
しかし、皮が薄いのでその分おいしくなります。
キュウリの皮が嫌いな人にはおすすめかもしれません。
やはり上記のような理由であまりでまわってません。