2015.12月地場

白菜
埼玉あたりだと白菜が多い。
大きなもので1個200円は普通か。
年を越すと群馬産が目立ってくる。
ミニとまと
一部でミニとまとをつくってるところもある。
ハウスとまではいかないが雨除けでつくられてる。
ハウスと雨除けの違いは
ハウスは温度も調節でき張ってあるのはガラスだが
雨除けはビニール。
ハウスだと重油代で結構お金がかかる。
熊本から来るミニとまとも安いので
今だと地場でも安く売らざるを得ない。
ゆず
ゆずも多く見られる。
冬至の時、スーパーでは徳島や高知のゆずを売るが
地場でこんなに出てれば四国産もそんなには売れないだろう。
関東の青果の担当者は地場の状況も良く見てないといけない。
ここは埼玉だが
神奈川や千葉でもそうだろう。
関東以外でもそうだろう。
ただ地場で作ってる物はそれぞれに違うので注意。
葉物
11月からいぜんと葉物が多い。
ほうれん草、小松菜。
300gくらい入ってるのだろうか。
100円売りが普通。
80円売りもあった。
大根、キャベツも見られるが
ここのところ少なくなった。
秋作じゃが芋
スーパーでは長崎産の新じゃが芋もでてきたが
地場でも「秋じゃがいも」をつくる人がでてきた。
地場のじゃが芋は春作は
2月中旬~3月上旬に植え付け
梅雨前後に収穫する。
これでスーパーでは極端にじゃが芋が売れなくなる。
秋作は
9月頃植え付け
11~12月に収穫する。
秋のじゃがいも難しく収穫量も少ないが
でんぷんが多くほくほくするじゃがいもだ。
芋類
さつまいもが10月から11月にかけて収穫され
出してくる人がみえる。
変った芋を出す人もいて
「玉豊」なども見られた。
玉豊は白いさつまいもで
干芋ではメジャーな種類だ。
里芋も見られる。
スーパーのものよりちょっと小ぶりだ。
八ツ頭もでてきた。
小さい分スーパーで買うより安いか。
えび芋も出てきてる。
えび芋とはスーパーで売ってる「京芋」とほぼ一緒
柄がえびのようなのでえび芋と呼ばれてる。
涙のような形をしている。
スーパーで売られてる京芋は竹の子のような形をしている。
なので「筍芋」とも呼ばれている。
関東では涙型をえび芋
まっすぐな方を京芋とよんでいる。
珍しいところでは「きく芋」もあった。
地場ではこうしたチャレンジもあるから面白い。
きく芋は「イヌリン」という成分が多い。
イヌリンは血糖値の上昇を抑え
腸内環境を整え
ダイエット効果があるとされてる。
ブロッコリーもまだ見られる。
スーパーでも埼玉産のブロッコリーがよく見られる。
カリフラワーもいくらか。
長ねぎもでてる。
アイスプラントをつくってる人もいる。
赤かぶ、赤大根も
中も赤いと良いのだが
中は白というのが多い。