青果担当者は
様々な野菜を売り場に出す時
新鮮さをアピールするために
一回「蘇生」させてから売り場に出すことがあります。
担当者というか、会社によっていろいろですね。
例えば大根。
仕入れた大根を大きな水槽に入れ
決められた時間浸してから
売り場に出す会社もあります。
あるいは仕入れたら
そのまま売り場に出す会社もあります。
きゃべつは
ホース等で水をかけ
冷蔵庫に入れてから
売り場に出す会社もあります。
ほうれん草などの葉物は
やはり水槽に浸してから
売り場に並べる会社があります。
袋に入ってない葉物をそのまま出すと
すぐにしなびてくるので
水槽に浸してから出すと
新鮮さが長い時間アピールできます。
葉物で産地で袋に入ってくるのもあります。
そういうものは霧吹きなどで少し水をかけたりする会社もあります。
ブロッコリーやアスパラは
切り口を切ってから水に浸してから売り場に出すこともあります。
切り口を新たに切ってすぐに水に浸けると水を吸いやすくなり
しなびたものでも水を吸ってしっかりとしてきます。
基本的に
1.そのまま出す
2.水槽に一定時間浸してから出す
3.ホース等で水をかけてから(そして冷蔵庫に入れてから)出す
あたりですね。
何でも水槽に入れればいいってもんじゃありません。
時と場合、モノによってさまざまです。
いろんな説もあります。
ある会社でやってる常識が
他の会社では非常識になることもあります。
だからどれが正解とは言えません。
仕入れたものを
なにもせずに
売れてしまえば問題はないですし
蘇生させて
見栄えが良くなり
さらに売れるかもしれません。
ただやりすぎはよくないと思います。
その分ほかの事に費やしたほうがよいと思います。