地場野菜の端境期

地場野菜コーナーへの出荷が少なくなるときがあります。
関東地方では
春は3~4月と
秋は9月頃。
ハウスだと大丈夫なのですが
露地だと
7月頃の夏の暑いとき種播くと
暑すぎて発芽しません。
同じく1月頃など冬の寒いときも同様です。
1月頃播ければ3月頃収穫できるのですが
播けないのでこのころが収穫できない端境期となります。
地場で収穫できないので
やはり相場が高いものとなります。
地場でよくつくられる
白菜、ほうれん草、ブロッコリー、きゃべつ、大根、かぶなどが高くなります。
他の野菜も高くなることがあります。
しかし、西物、九州などで大豊作だと
そちらから大量にまわってきて
端境期だが安くなることもあります。
この頃の関東地方の野菜直売所は
売り場を埋めるのが大変になってきます。
豊作なら、みんなが豊作で
売り場にが満杯以上になるくらい野菜が出荷されますが
端境期だと、みんなが収穫できないので
ガラガラになってしまいがちです。
直売所の人たちは
生産者の人たちに
端境期にもできる野菜や
端境期でも出荷できる方法とか
協力してもらう必要があります。
もちろん、すぐにはできないので
1年前からとか具体的な話をする必要があります。
端境期に出荷できると値段が高く売れる利点があります。
ただ、栽培が難しいのでデメリットも当然あります。
生産者の人たちには挑戦してもらいたいですね。