4月のりんご

4月のりんごは正直ちょっと傷みやすいです。
外側だけだとわからないですが
中を切ってみると
茶色に溶けてる部分があったり
黒くなってる部分があったり
切ったばかりなのに既に薄茶色がかってたり
りんごを切った後、放置しておくと
薄茶色がかってきますよね
あれが切った直後なのにそうなってたりする。
茶色くなってるのは蜜が吸収されずに残り溶けた状態です。
黒くなってるのは芯のカビが多いです。
薄茶色は簡単に言えば鮮度が落ちてしまってる状態です。
リンゴの酸化を抑えるガスがほとんど抜けてしまった状態です。
5月頃出荷されるりんごは
発泡スチロールに入って出荷されます。
4月のりんごも5月のりんごも
去年の秋、11月頃とれたものなのですが
4月くらいまでは、できるだけ段ボールで出荷し
5月分くらいからは発泡スチロールで貯蔵されたものが着ます。
なので発泡スチロールで大事にされたものが来る前の
切り替え時期でもあるので
品質が低下したものが少々混ざってくるのが
この時期です。
切ってみたら、中が変だったというのは
だいたい上記の3種類だと思います。
こうなってたら
大体のお店では返金・交換に応じてくれると思います。
レシートは必要です。
この時期はある程度仕方ないので大目に見て欲しいです。
ここら辺を完璧にしなければならなくなると
コストがかかり、りんごの価格も上がってしまうかもしれません。
次にその店に行く時にでも返金をご要請いただけるとありがたいです。
もちろん産地でも、このようなことがなるべく起きないように研究・努力をしてます。
農業の研究でも、どのように育てたらとか研究が日夜されてます。
また、お客様の方で買われた後、数日間環境にもよりますが放置されると
そこで劣化する場合もありますので
買った後、なるべく早めに召し上がっていただければと思います。