埼玉県もキュウリが盛んで
一年中埼玉産のキュウリが見られます。
埼玉産のキュウリは紫色のラインが特徴的ですね。
県内の主要な産地は
国内でもトップを争う群馬に近い
埼玉北部が多いです。
本庄市と周辺の上里町、美里町、神川町、児玉町など
加須市も大きな産地です、
そして深谷市、熊谷市、羽生市
秩父方面の小鹿野町
品種的には
大きなくくりでいえばまず
白いぼのきゅうり。
これだと見栄えも良く
黒いぼに比べて皮が薄く
いぼがなめらかで
流通にも適し
洗う時にもよく洗えます。
品種名としては
ハイグリーン21が促成栽培でよく使われてるようです。
果肉が厚めだが、中はシャリシャリし
変色もあまりしなく
良く成り
最期の方でも勢力がある。
そして作型
おおまかに
促成栽培の収穫期は
3月~7月
抑制栽培は
9月~12月
たとえば9月に収穫するなら
7月中旬種をまき
8月に定植すれば
9月から収穫できる。
間の1月などは
加温してハウス栽培がありますが
8月に収穫できるのはなかなかつくりずらいようです。
露地でも
収穫が5月~7月。
8月は、やはり東北物が中心になります。
これらも含めて大体7つくらい作型があるようです。
露地の収穫が上記の通り。
定植時はトンネルがつかわれます。
半促成が4月~7月。無加温。
抑制の無加温が9月~11月。
秋どりの露地もこのころです。
加温の抑制
晩抑制は
10月~12月。
11月から加温します。
越冬が11月~2月。
埼玉は冬の日照時間が長いので
この越冬の時期のきゅうりも強い。
加温の半促成が3月~7月。
加温は種まきの12月も含み4月まで
促成は1月~6月。
一番燃料を使います。
種まきの11月から
収穫中の4月いっぱいまで。
あと加温の半促成、越冬も燃料をかなり使います。
この時期のは高くなりがちです。
抑制の加温はもちろん露地よりは燃料代かかりますが
越冬の時期などよりはあまり燃料は使いません。
こうして通年でとれるようになります。