スーパーとしては白菜は10月~11月前半が売れる

白菜。
スーパーで白菜がよく売れるのは
10月~11月。11月は前半くらいかな。
急に寒くなり
急に安くなるので
売れやすくなる。
白菜の加工って結構大変なんだよね。
切ってラップや袋に入れるのも
大きくてなかなかやりずらいw
特売で何ケースも売れると
かなり時間がとられる。
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このイメージがあり
11月以降も白菜をどんどん発注してると
余ってしまうことも。
映画「スーパーの女」で
青果担当者が白菜を大量に余らし
タイムサービスばかりやってるのが主人公に批判されてた。
そのときの青果担当者は三宅裕司さんでした。
11月くらいから売れなくなるのはなぜか?
10月頃安くなり漬物にする人も多くなり
11月は漬物にする人があまりいなくなると言った人もいますが
だいたいは関東では周辺で白菜がたくさんとれてくるから。
自分ちでとれたり、もらったり、安く手に入れたりできるから。
あと、スーパーで売れなくなる量というのも
その年によって違ってくる。
今年は結構、埼玉あたりだと今頃からよく取れだしており
相場も安いのだが
去年あたりは、あまりみかけなかった。
スーパーでもそこそこ売れてた気がする。
白菜といえば鍋の主役でもある。
だから売り場づくりするときも
たいていメインの場所に陳列されるが
スーパーの周辺で大量にとれれば
売れなくなるのは当然だが
やはりなるべくメインに置かねばならないことが多い。
しかし、あまりにも発注を絞りすぎてもいけない。
他の商品は売り切れさせても仕方がないのがあるが
白菜が売り切れてると
まさに鍋の主役でもあるので
代用できるものもなく
お客様は、そこのスーパーで買い物をすることを諦めて
他のスーパーに行ってしまう
という鉄則がある。
ということでほとんどのスーパーの店長は
青果には「もやし」と「白菜」(鍋のシーズンは)は
切らさないようにと言う。
白菜は、ちゃんと売れ数を把握してないといけない。
データをちゃんとおさえてる人には当然のことだが
売れ数を把握してない人は少なくない。
パソコンのデータをすぐに開けるようにして、いつでも把握してなければいけない。
パソコンがなかったり、嫌だったりするのだったら
朝の時点の在庫と、入荷量と、その日の終わりの在庫を見ればすぐにわかる。