埼玉産ブロッコリー

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埼玉のブロッコリーは北海道に次いで愛知県とともに2位・3位を争う産地。
市町村別なら深谷市が愛知県田原市に次いで2位。
(2017年まで)
秋から冬は全国的にもここのものが見られると思う。
関東では埼玉でとれると次第に周辺でもとれはじめる。
茨城・群馬産も共にでまわってくる。
出始めや値段が安いなら青果としても良く売れる野菜。
11月頃、関東ではいろいろな野菜が出てきて
青果としては野菜があまり売れなくなるころ。
ブロッコリーもまわりでとれるのだが
値段によってはよく売れる。
基本的には4キロ箱で9個~12個くらい入ってるが
8キロ箱で24個入ってるものもある。
作型は大きく2通りあり
夏播き秋冬どりが10月中旬から3月までとれ
冬播きトンネル春夏どりが
3月中旬から6月上旬までとれる。
秋冬どりが多い。
秋冬どりはだいたい露地。
品種は様々なものがある。
「ピクセル」「沢ゆたか」「まい緑」「改良緑炎」「しげもり」「幸よし」「おはよう」「サマードーム」「グランドーム」
早生が10月~11月。
中生が11月~1月。
晩生で「グリーンベル」という品種は
2月~3月下旬までとれる。
春夏どりの品種は「ピクセル」。
ほとんどがトンネル栽培で
露地物だととれはじめも遅いが6月上旬と遅くまでとれる。
主に12月~3月の寒い時期にとれたものは
甘みがましてる。
埼玉の中で深谷(岡部)、本庄が主産地。
深谷市の榛沢地区がとくに有名。
埼玉ではだいたい
FGと呼ばれるセロファンで箱の中を覆い鮮度維持につとめてる。
そしてJAにて予冷をかけられる。