青果担当者としては
一年中でまわってるトマトが
どの産地から
どのようにしてでてくるとか興味があると思います。
生産者の方は「作型」はもう基本ですね。
売場で説明するにこのいろいろな作型は
役立つと思います。
売場で説明といっても言葉を並べただけではもちろん
つたわりませんが(笑)
トマトには作型が大体6つあります。
まず種を播くに「霜が降りなくなる時」という条件があります。
あと寒くない。
そういう時に播いて収穫するのが露地栽培です。
露地栽培
ハウスほどはいかなくても雨除けもこう呼ばれます。
地方によって収穫期は異なりますが関東では6月~9月頃になります。
早熟栽培
露地栽培で早く取りたい作型です。
定植時にトンネルやハウスが使われることがありますが
結局露地で栽培する型です。
露地栽培だと収穫する時がかなり暑いので
もともと日差しは好むが暑いのは苦手なトマトなので
この型をトマトではやる人が多い型です。
促成栽培
さらに早める方法です。
ハウスだけでなく
暖房も必要になってきます。
半促成栽培
露地と促成の間という感じです。
収穫期もその間、方法もその間。
生育中の後半露地栽培となります。
だから促成栽培には「半」がありますが
抑制栽培には「半」がありません。
促成栽培は後半暖かくなりますが
抑制栽培中はだいたい寒いので。
しかし霜が降る前に抑制栽培で露地に
種を播くということもあるようです。
抑制栽培
遅らせて取る方法です。
見方によってはさらに早めるというか
取れない時に取るというか。
早い方法では
露地に種を播き
夏は雨除けとしてハウスをつかい
秋・冬に保温・暖房をつける
という栽培です。
周年栽培
一年中とりつづける方法です。
トマトは日本では一年草のようですが
オランダとかでは多年草で一年中収穫できるようです。
日本でも養液を使って周年収穫できる方法がではじめてます。