今、店先では梨が出てますね。
今年はまだ幸水が主力です。
その年によって今頃だと豊水も出てたりするのですが。
梨が好きな人は多いです。
だからこそ、おいしい梨を食べたいですね。
しかし、中には味の薄いものもあります。
どうすれば、おいしい梨を買うことができるで
しょうか?
店員に聞くのが手っ取り早いのですよね。
「こういう形がうまいよ」とか。
結局、その店に出てる中で良さそうなのがでてくる程度でしょう。
良いものを売ってる店なら、おいしい梨の中でもさらにおいしいのがでてきますが、
そこそこなものを売ってる店なら、そこそこの中で多少良いものが出てくる程度になってしまいます。
まず結論から言ってみたいと思います。
「おいしい梨を買うなら、おいしいと評判の店で買う」
のが一番です。
評判が聞けないなら
いくつかの店の中でも「ちょっと高いな」と思う店で。
やはり値段が高いものは美味しいことが多いです。
100%そうではないというところがポイントです。
店側からしたら、やはり「売れる」梨を売りたいです。
安直に売れる梨というのは「安い梨」。
安いと味が薄くなりがちです。
安くてもうまいものは確かにありますが
大体において薄くなりがち。
お客様で「ウチは質より量だから」という人も多いですね。
そういう人がいるので安い梨は確かに売れます。
しかし、味が良い梨を求めてる人にとってはそのような安い梨は買うべきではありません。
とはいっても、その安い梨を売ってる店では味の良い梨は売ってないことが多々あります。
安い梨も仕入れ、高い梨も仕入れる余裕がないのです。
大体どちらかですね。
両方置くと、たいてい高い梨が売れずに残り、高い梨も味が落ちてしまう。
それで高い梨を売ることをやめてしまう。
安いのも高いのも両方置いて成功してる店もあるにはあるのですがなかなか難しい。
安い梨を大袋で売り、大玉を2個パックにして高めで売ってる店を目にすると
大玉は高いから美味しいのでは?と思いますが、ただ大きいだけで高いだけなこともあります。
味は大袋も2個パックも同じようと。
最近では「安売り」と「こだわり」の両路線でいく店もよく見られるので
一方で安売りしてても「こだわりマーク」とかがあれば
本当においしいことが多いです。
美味しい梨ってどういう梨のことをいうのか?
「良い産地で腕の良い人が作った梨」です。
何でもそうですが。
産地といっても、たとえば埼玉県とか県名だけではわかりません。
蓮田市とか市の名前だけでもまだわかりません。
「出荷場」とか「選果場」の名前までいけば大体わかると思います。
青果のベテランの人に言わせれば「〇〇さんのじゃなければだめだ」とか言い出しそうですが。
一般の人に選果場とかわかりませんでしょう。
しかも売場に陳列された梨には選果場とかは書いてありません。
せいぜい県名ぐらいです。
ただ値段が高ければそれなりに美味しいはずです。
一般の人は値段で見るしかなさそうです。
ただ値段と言っても
安く買った梨を「良いものを売るライバル店が500円で売ってるから300円で売れるところ、450円で売るか」
とかあるかもしれません。