もうだいぶ言われてることですが
トマトの旬は夏
旬は夏だが、おいしい時期は別。
トマトのおいしい時期は寒い時期と。
夏は露地で多くなるから旬は夏といわれてます。
年間を通しても出荷量は多いですね。
日本の四季だと夏が一番実りやすい時期になります。
夏のトマトもそれはそれでおいしいと思います。
みずみずしいのが特徴。これがまたおいしいという人もいます。
甘いトマトというのは水分が少ないのが特徴です。
寒さでひきしまったり
寒さで成長がゆっくりになるが
ゆっくり旨みがたまっていき
これが寒い時期のおいしさになります。
ではその寒い時期とはいつでしょうか。
人によっては「秋」がいいという人もいます。
またある人は「2月」ともいう人がいます。
その差はなんでしょう。
「産地」なんですね。
2月あたりですと大きな産地は熊本と栃木
熊本は2月も最盛期な産地があり
1月末で終わってしまう産地もあります。
栃木は1月から始まる産地が多いです。
作型によりますね。
終わりつつある産地より
始まって少し経つか
最盛期あたりの産地がやはりおいしいと思います。
ここら辺ですね。
「秋は山形・秋田のトマトがおいしい」という人もいます。
それはやはり収穫が始まってから少し経ったあたりだと思います。
結論として
私が思うトマトが一番おいしい時期は
寒い時期、そしてその産地の収穫がはじまってまもなく
ということです。
だから季節でいえば秋から冬のとある産地のもの。
そのようなトマトを一般のお客様が手に入れることができるだろうか?
あまり簡単ではないと思います。
例えば秋の山形産の場合。
10月頃普通のスーパーで山形産トマトを手に入れられるだろうか?
そこのスーパーが山形産と縁のある市場から仕入れていれば確率は高いと思います。
あと関東ならね。
関西の市場で山形産は少ないと思います。
お客様の方でスーパーに「山形産とって」と言われても
産地の約束は山形産あたりだと難しいかもしれません。
スーパーの人が電話して市場に確認しあったらですね。
あるいは市場の方で「とれるかもしれない」ということなら
実際にとれてお客様の方に「とれました」と連絡が行ってから。
秋の山形産がうまいようなことを書いてますが
「うまいことがある」ということで
「秋の山形産うまくなかったよ」という人がいるかもしれません。
そこら辺はご容赦ください。
山形ばかりでなく
秋の東北物で作型が近いところも同様にうまい確率があると思います。
ここで書いた山形産とは例えばです。
あと値段ですね。
秋の山形産と言っても安かったり、あまり上手くない人がつくったものだとやはりわかりません。
2月の栃木産だと関東地方なら結構あたる確率は高いと思います。
多く流通してますので。
スーパーで聞いてみるとよいと思います。
その前に必ずトマトに産地が書いてありますので、それを見てください。
何件かあたるれば栃木産にあう確率は高いはずです。
2月の熊本産も産地によって「収穫しはじめ」なところもあります。
ただ収穫終了間際な熊本産もあります。
そこら辺の違いはちょっと見分けつかないと思います。