夏場は涼しい東北のキャベツ
きゃべつは温暖な場所で収穫されますが
暑すぎてもだめです。
だから夏は
関東地方ですと
高原きゃべつがとれます。
同じように
そのころ比較的涼しい
東北・北海道できゃべつがとれるようになります。
そのなかで代表的なきゃべつが
岩手の「春みどり」
春系のキャベツです。
岩手でも春系とともに冬系のキャベツは
つくられていますが
この「春みどり」はブランドきゃべつとして
全国に展開されてます。
ブランド名と品種と作型
春みどりとはブランド名であって
品種名ではありません。
品種名としては
主に
「YR青春2号」
というのがあります。
こちらは6月~7月
そして
「夏さやか」
こちらは7月~10月いっぱい。
他、作型により
いくつかの品種を使ってるようです。
関東では春系の代表格春みどり
夏の暑い時期は関東ではキャベツが少なくなります。
同じ関東の中で冷涼な高原地帯の「高原きゃべつ」が主力になってきます。
今の所、高原きゃべつは品種的に「冬系」なんですよね。
それで春系が好きな人にとっては
岩手産の春きゃべつである
春みどりが重宝されます。
青果の担当者がキャベツを発注すると
たいてい
嬬恋の高原きゃべつか
岩手の春みどりか
どちらか多く流れてくる方がきますが
産地を指定すれば
値段が多少優先順位から外されますが
欲しい方が来ることが多いと思います。
市場によっては最初から
きゃべつの発注欄に
いろんな産地のきゃべつが書かれてあることもあります。